2026.08.25

「ココロの絵の具」をつくりはじめました — 色と形で気持ちを記録するアプリ

「ココロの絵の具」をつくりはじめました — 色と形で気持ちを記録するアプリ

こんにちは、kaiです。

今日は新しくはじめたプロジェクト「ココロの絵の具」について紹介します。

「ココロの絵の具」とは

子どもって、自分の気持ちを言葉にするのがむずかしいことがあります。「なんかモヤモヤする」「悲しいけど理由はわからない」——そんな気持ちを、色と形のカードにして記録できるアプリです。

たった4ステップ。文章を書く必要はまったくありません。言葉にできない分だけ、色と形が代わりに語ってくれるイメージです。

技術スタック

Cloudflare 中心の構成で固めました。

レイヤー

採用技術

API

Hono × Cloudflare Workers

DB

D1(SQLite)

AI

Workers AI(llama-3.1-8b-instruct)

フロントエンド

Vite + TypeScript

カードは色の配列・形・描いたSVG文字列としてD1に保存されます。設定も同じD1のsettingsテーブルにkey-valueで持たせています。

「言葉にしないSOS」を検出する

このアプリのいちばん大事な機能です。黒やグレーといった暗い色だけで描かれたトゲトゲのカードが3枚続いたら——それは「言葉にできないSOS」かもしれません。

API側では各カードのRGBを解析して暗さを判定しています。

// 黒っぽい or 無彩色に近いグレー
return max < 90 || (max - min < 24 && max < 140);

SOSが検知されると、保護者には「お子さんが最近モヤモヤしているみたいです(内容は秘密)」という通知だけが届きます。

プライバシー設計:親でも絵は見られない

ここが個人的にこだわったポイントです。保護者ダッシュボードはパスコード(サーバー側ではSHA-256ハッシュで保存)で守られていて、直近31日分の色と形の傾向は確認できます。でも、子どもが実際に描いた絵(SVGデータ)はAPIが返さない設計にしました。

「見守る」ことと「覗き見る」ことは違う。安心のための仕組みが、子どもの信頼を裏切らないようにしたいんです。

AI週末リフレクション

Workers AIを使って、1週間の記録(形の集計と色の平均明るさ)からやさしい一言を生成する機能も入れました。システムプロンプトはこうです。

あなたは小学生にやさしく寄り添う存在です。50字以内で、決めつけず断定せず、肯定的な一言を返します。質問はしないでください。

「決めつけない・断定しない・質問しない」を徹底しているのがミソです。AIが勝手に深読みしたら本末転倒なので。この機能は設定でON/OFFできます。

これから

いまは土台を置いたばかりで、ローカル環境で動いている段階です。これからUIを磨いてデプロイまで持っていく予定です。完成したらまたブログで報告しますね。

それでは、次の記事でお会いしましょう。

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